[俺の料理素材/トマホークステーキ]
アメリカの開拓時代、先住民族のインディアン達がもっていた斧に似ていることから名つけられたのがトマホークステーキ。西部の開拓時代にバッファローの骨をもってかじりつく風情は、なんともワイルドでアウトローな姿に男であれば誰しもあこがれる姿である。トマホークステーキ、厳密に牛肉の部位でいえばリブロース肉。牛ばら肉とロース肉のつながった部位になります。現代社会のコンプライアンスという法律にかこわれた時代だからこそ、アウトローでありワイルドに生きる人間の根底に思いをはせる。たまには野生の動物に戻りたくなるのは哺乳類である人間の本能なのかもしれない。トマホークステーキ、野生の本能を呼び戻すキャンプ飯をお楽しみください。