MEAT SPICE OF COOKING/ミートスパイスって何?
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①塩と胡椒のむつかしさ
料理本なんかでよくでる塩こしょう適量っていう説明。なかなかわかりませんよね。でも厳密にいっても適量なんです。つまり下味の輪郭はお好みでという説明になってしまいます。逆にいうと味の基本になるわけです。プロのシェフと素人の違いは実はここが一番違います。シェフと呼ばれる人は舌でこの濃さのさじ加減を習得していますが、どうしても素人は輪郭の基準がわからない。濃い味付が多くなります。料理の塩加減は少ない場合は修正できますが、多い場合は修正がきかない。そこにプロとアマの違いがあると思います。
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②塩と胡椒をコントロールする
塩と胡椒のさじ加減が可能になれば料理の80%はできているという料理人がいます。この塩と胡椒のコントロールの難しさは人によって塩味を感じる濃度が違うという点が原因にあげられます。よくプロの料理人も高齢になると味覚が弱くなり、以前よりも濃くなってしまう傾向にある。そこを調整するのに大変苦労しているという話を聞きます。さじ加減という分量の難しさが料理の決め手になるのなら、ここにこだわってみるのも、料理素材のひとつだと思います。
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③俺の料理素材/ミートスパイス
俺の料理素材のラインアップにあるミートスパイスの基本はアスリート向けに開発した塩こしょうがベースになっております。疲れ果てた肉体は急激に塩分と糖分を求めてきます。また疲労後の味覚は薄いために、自分で料理をすると通常の倍以上の塩度にあがってしまう。そんな問題からアスリート向けに開発したのがはじまりです。料理の塩とこしょうという調味料を調和させて薄味からのベースを作る。そんな開発から天然のグルタミンや米粉といった成分を調和させた俺の料理素材・ミートスパイスの提案です。まずはひとつまみからお試しください。