あんこうという魚。なかなかグロテスクな姿で、売れ残る代表格の魚として有名な時期がありました。そんなアンコウを漁師達が鍋にして、美味しそうに食べている姿から今日ではノドグロとならぶ冬の鍋料理の代表格にまでなりました。コラーゲンたっぷりの白身はどうやら女性までも虜にしてしまったようです。厳冬の味覚鍋料理、あんこう。いちどはひとシーズンのうちに食べておかないと後悔する料理。
この魚の難関は魚体をさばくことがむつかしいこと。コラーゲンたっぷりの魚体はぬめってなかなかさばけない。よく吊るしてさばくのは、その難しさゆえの最上の解体方法であるからです。味付は3種類、①味噌味②醤油味③どぶ汁。3つめは野菜の水分だけで作る伝統的な鍋料理。漁師古来の料理方法です。鍋の終わりは生玉子と出汁で雑炊をするのが、アンコウ鍋の定番ルーティン。ご家庭でも気軽にできるようにアンコウ鍋を加工しました。コラーゲンたっぷりの生アンコウをお楽しみください。